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耐震補強の最近の施工事例

今回は富士宮地震で和瓦の棟が曲がり、鬼廻りがズレ落ちそうになってしまった屋根を補修しました。

「地震には軽い屋根が強い」「地震に和瓦は弱い」などと言われる事がありますが、そうばかりではありません。たしかに重量的には少しばかり重くなりますが、そもそも重量的に耐えられるような強度で設計してあれば、なんの問題もありません。ズレなどについても、現在の比較的新しい屋根材は地震に強い物が多いですが、強い理由の殆どは「今時の工法」にある訳です。

和瓦にしても、平成12年以降に示された「瓦のガイドライン工法」で施工すれば、体外の大地震でも和風かわら屋根がダメージを受ける可能性は他の屋根材と同程度に大幅に軽減されるでしょう。

富士I様 施工前鬼-1.JPG 富士I様 施工後鬼-1.JPG

富士Y様 瓦緊結.JPG 富士Y様 補強金物.JPG3月の富士宮地震の際に屋根瓦の被害に遭われたしまったお客様の屋根の棟瓦を直しました。しかしながら、従来と同じ工法では、同規模の地震が襲ってきたら同じように破壊されてしまう可能性があります。

今回は平成12年度から全日本瓦工事連盟の推奨する「瓦のガイドライン工法」にて施工しました。この工法の特徴は①棟の平らなノシ瓦が棟の頂点を挟んで反対側のノシ瓦と針金で緊結されている。②棟の真ん中の棟木に金物をしっかりと固定し、棟に沿って太い針金を固定する為、地震の際にも揺らぐ事が少ない芯が出来る

こんな感じで耐震性能は大幅にUPします。日本瓦や和瓦の場合にはシックイのメンテナンスは必須となります。メンテナンス時期が来ましたら、耐震性能も合わせてUPさせること工法に変えることをお勧めします。

富士Y様 漆喰.棟土.JPG 富士Y様 棟撤去.JPG

1F外壁の2面をレンガっぽいタイル調に仕上げてアクセントを付けました。その他の外壁はアイボリーカラーですが、レンガっぽいアクセントの影響で、一見単調に感じられるアイボリーカラーが引き立って見えます。色は現場にて試し塗りを行った上、施主様に決めて頂きました。

部分的に外壁の素材を替えたり、色を替えたりするには、センスが必要ですが、「遊びこころ」が感じられ、個人的にはとても好きです。

 

構造用合板2.jpg 防水シートと外壁下地2.jpg 塗装サンプル色試し塗り2.jpg

 

 

 

 

東日本大震災も未だ落ち着かず、富士・富士宮市においても地震の影響にて、屋根瓦や塀などに多くの被害が出てしまいました。被害に遭われた方には、深くお見舞い申し上げます。今回の事例は耐震補強工事です。主な補強内容は、主たる柱や梁などの接合部への耐震金物の取付と、開口部を耐力壁に変える事でした。

  施工中③-2.JPG 筋交い耐震金物-2.JPG 小屋裏耐震金物-2.JPG

日本家屋には、やはり日本瓦の屋根が良く似合います。落ち着いた色合いや質感、そして重厚感を感じさせる波形状が安らぎを与えてくれます。しかしながら、どうしても重量が重くなり、大地震に備える為に、耐震性能を考慮しなければならない場合には、デメリットとなってしまいます。今回は、お客様の希望により①重厚感はそのままに②軽量であり③日本瓦と同じ様にメンテナンス不要。の3つの要望を兼ね備えた「ROOGA」を選択して頂きました。画像を見て頂ければ、その重厚感は一目瞭然ですが、葺上げ重量では従来の日本瓦の約30~40%の重量しかありません。クラウンクラスの車両1台分以上を屋根から降ろした感じです。

 

DSCF5206.JPG DSCF5207.JPG和瓦(日本瓦)から天然石コーティング金属屋根「セキスイかわらS」にて葺き変えました。従来の金属屋根材は塗膜の劣化と錆との戦いでしたが、この屋根材は表面が塗装では無く、天然石をコーティングしてある為、色褪せや雨音の心配はありません。重量は葺き替え前の瓦の5~8分の1程度で仕上がっていますので、地震対策にもなります。
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耐震補強工事

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